東京オリンピック延期
2020年東京オリンピックの開催がコロナウイルスで危ぶまれている中、3月24日に安倍首相が国際オリンピック委員会(IOC)会長バッハ氏と電話での協議後に、1年ほどの延期が決まったと報道がありました。アメリカ大統領ドナルド・トランプ氏とも25日朝に電話で会談した首相は、トランプ氏より『延期の判断は素晴らしい』と賛同の意見があったと加えて報道がありました。
これまでも、アメリカ・デンバー五輪が環境汚染の懸念で住民投票により中止になったり、モスクワ五輪がロシアの関連した紛争問題で国際論理の観点から中止になっています。中止になったケースも多い為、今回の東京五輪も中止になる可能性があると示唆されています。
コロナウイルスの感染拡大でオリンピックが開催できなくなった訳なので、安全が確認されてから万全の状態で開催できる事を願うばかりです。2年延期してから夏季、冬季を日本で同時開催する案もニュースで提案されていました。延期で場所の確保や予算の確保が大変になると思われますが、世界が感染症で暗いムードから立ち上がるためにも日本で観客を元気づけられるオリンピックの開催出来れば良いと思っています
日本でアメリカ代表がバスケットボールを盛り上げる
オリンピック競技にも選ばれているバスケットボール。最高峰の選手達を揃えるのは間違いなくアメリカ代表チームです。いつもはNBAでそれぞれのチームに所属していて対決している為、スパースター達が代表で一緒にプレーする試合はとても見応えがあります。多くのファンもオリンピックでドリームチームが見られる事を楽しみにしているでしょう。
東京五輪でも7月からアメリカは44人の一時メンバーを集めて、チーム結束に向けて練習を進め代表選考を始めていくと報告されていました。メンバーリストには、レブロン選手、カワイ・レナード選手やステフ・カリー選手などオールスターメンバーの名前が上がっていて、まさにドリームチームが結束される予定でした。
しかし、コロナウイルスの影響でシーズンが中断しているNBAは6月中の再開を検討しているそうです。8月にプレーオフの開催も予定しています。オリンピックが2020年7月末〜8月上旬にかけて開催されていれば、NBA選手達はリーグを優先してプレーオフの為出場することが出来なかったでしょう。アメリカ代表が出場しないオリンピックのバスケットボール大会はファンにとって大事な要素が欠けてしまう物になってしまうのではないでしょうか?
今回、1年ほどの延期が決まった事でアメリカ代表監督を務めているサンアントニオ・スパーズの名将ポポビッチ監督も1年後の続投に意欲を見せていると報道もありました。真のアメリカ代表が東京オリンピックで見れる事になりそうです。
バスケットボールファンとしては、日本に多くのNBA選手がくる事で日本の文化や環境に接してもらえる喜びと、彼らのプレーが見られる事に期待が高まります。
八村選手からのコメント
最後にNBAで活躍する、日本のエース八村選手が自身のSNSに投稿した東京オリンピック延期が決まった事に対するコメントを公開します。
#StayStrong #Tokyo2021 pic.twitter.com/0eEYRlQqBC
— Rui “Louis” Hachimura 八村 塁 (@rui_8mura) 2020年3月25日
八村選手が力強く話している様に、日本で素晴らしい大会が開催できる様に目指して、できる事やっていきたいと思います。まずは、日本で感染が拡大しない様に手洗いを徹底して健康管理をしていきたいと思います。