NBA.com Pick Up
2019−2020新人王候補
1位 Ja Morant ジャ・モラント選手(メンフィス・グリズリーズ)
NBAドラフト2019年1巡目2位でメンフィス・グリズリーズに指名されたモラント選手は1位指名されたザイオン選手の影に隠れていましたが、ザイオン選手が怪我で戦線を離脱している間、NBAを騒がせています。
巧みなボディーコントロールとスピードでコートをかき乱し得点力も高く勝負所も強いのでモラント選手の活躍がグリズリーズを勝利に導いている試合も多くありました。
ザイオン選手の復帰が12月下旬に予想されていますが、復帰後もモラント選手よりの活躍が出来るかどうかは未知数です。モラント選手が現在ザイオン選手含めても新人王最有力候補になります。
スタッツ
- 出場時間 28.1分
- 得点 19.1
- リバウンド 3.1
- アシスト 6.0
- スティール 1.1
- ブロック 0.2
- FG% 47.2%
- 3P% 41.9%
- FT% 75.4%
グリズリーズ ロスター 注目ルーキー ジャ・モラント - Why not Ball
(ジャ・モラント選手詳細プロフィール)
2位 Kendrick Nunn ケンドリック・ナン選手(マイアミ・ヒート)
ドラフト外からNBAに入り、ヒートで圧巻のプレーを披露しているのがナン選手です。サイズは小さいですが、3Pや広い視野からの的確なパスでポイントガードとして高いポテンシャルを見せてくれています。新人王レースのダークフォースです。
決してメンバーが揃っているわけではないヒートですが、ベテラン ジミー・バトラー選手と若手がうまく噛み合い15試合を経過して11勝4敗とウエストカンファレンス3位に位置付けています。
決して勝ち負けが新人王を決めるわけではないですが、チームの調子が選手にも影響してくるのも事実です。このままヒートが勝ち続ければナン選手がドラフト外から新人王にノミネートされる可能性も高くなります。
スタッツ
- 出場時間 29.3分
- 得点 16.8
- リバウンド 2.5
- アシスト 3.2
- スティール 1.3
- ブロック 0.3
- FG% 47.9%
- 3P% 37.6%
- FT% 81.8
マイアミ・ヒート 隠れた逸材ケンドリック・ナン 新人王ダークフォース - Why not Ball
(ケンドリック・ナン選手詳細プロフィール)
3位 Eric Paschall エリック・パスクホール(ゴールデンステート ウォーリアーズ)
NBAドラフト2巡目41位でウォーリアーズに入団したパスクホール選手は、ウォーリアーズが多くの怪我人で不調に陥っている中、プレータイムを多く与えられその期待に答える様に着実に結果を残しています。
198cmと大柄な選手ですが、万能にアウトサイドもこなせ11月18日に行われたペリカンズ戦では30得点7リバウンドの活躍で会場を沸かせました。
今後もロスターマネージメントに悩まされるウォーリアーズ ですが好調のパスクホール選手にもプレータイムが回ってくると思われるのでその中で安定した活躍が出来るかが新人王への鍵になります。
スタッツ
- 出場時間 31.2分
- 得点 16.8
- リバウンド 5.1
- アシスト 1.6
- スティール 0.4
- ブロック 0.4
- FG% 49.5%
- 3P% 23.3%
- FT% 80.6%
4位 RJ Barrett RJバレット選手(ニューヨーク ニックス)
名門デューク大学出身でドラフト3位指名を受けNYニックスに入団したバレット選手はここ数日の試合であまり良い場面を見せれず、チームもカンファレンス最下位に転落してしまいました。
前回のNBA.com評価では2位のでしたが今回は4位になっています。
ポテンシャルはかなり高いので今後の巻き返しに期待していきたいと思います。
スタッツ
- 出場時間 33.4分
- 得点 15.1
- リバウンド 5.6
- アシスト 3.6
- スティール 1.4
- ブロック 0.4
- FG% 41.3%
- 3P% 34.7%
- FT% 49.4%
5位 Tyler Herro タイラー・ヒーロー選手(マイアミ・ヒート)
マイアミ・ヒートから2人目となるランクインのヒーロー選手は13位指名でNBAに入り、ヒートでナン選手と共にスターターを努めます。一時は怪我での離脱が懸念されましたが1試合欠場しただけで、無事にコートに帰ってきました。
11月はミドルシュートも安定しており、ヒートで満足したプレータイムも与えられているのでこのまま新人王レースで他の選手と争う事になりそうです。
スタッツ
- 出場時間 29.5分
- 得点 14.1
- リバウンド 4.1
- アシスト 2.4
- スティール 0.8
- ブロック 0.1
- FG% 44.3%
- 3P% 38.9%
- FT% 80.6%
ランク外 注目選手
Coby White コビー・ホワイト選手(シカゴ・ブルズ)
今回のランキングには入らなかったですが、19歳にしてドラフト7位でブルズに入団したコビー・ホワイト選手もホットハンドを持っており3Pが入り出すと止まらなくなります。
ブルズが6勝11敗でカンファレンス11位となかなか成績が上がってこないですが、チームがもっと勝てるようになれば、ホワイト選手ももっと気ままにシュートが打てるようになってシュート確率が上がってくると感じられます。
今後のブルズの巻き返しとホワイト選手にも注目です。
スタッツ
- 出場時間 25.4分
- 得点 13.9
- リバウンド 3.6
- アシスト 2.3
- スティール 0.8
- ブロック 0.0
- FG% 38.6%
- 3P% 35.6%
- FT% 79.4%
ランク外 注目選手
八村 塁選手(ワシントン・ウィザーズ)
開幕直後は5位にランクインしていた八村選手ですが、チームの不調とオフェンス面での失速で今回はランクインする事が出来ませんでした。
しかしフィールドゴール成功率の高さやリバウンド数では他の新人王候補にも引けを取らないので今後の活躍で新人王レースの上位に浮上してくる可能性は非常に高いです。
八村選手の今後の活躍と前代未聞のNBA新人王やオールスタールーキーチームへの選出に期待が高まります。日本を代表するプレーヤーとして頑張っているので応援していきたいと思います。
スタッツ
- 出場時間 26.8分
- 得点 12.9
- リバウンド 5.3
- アシスト 1.6
- スティール 0.8
- ブロック 0.1
- FG% 50.0%
- 3P% 21.7%
- FT% 81.8%
新人王レースでは現在、モラント選手が少ないプレー時間の中で得点とアシストが一人飛び抜けていて先頭を独走しております。
ダークフォースのケンドリック・ナン選手も負けておらず、ヒートも着実に勝ち星を重ねているので今後この二人の直接対決が実現すればかなりの好カードになると思われます。
八村選手も11月に入って少し調子が上がってきていないですが、原因は相手チームにマークされて対応されている場面が見られます。NBAの洗礼に負けず力強いプレーで戦っていって欲しいと感じます。
ウィザーズは控え選手も非常に好調で八村選手の出場時間が少なくなってきていますがインサイドに攻めれている試合では、得点出来ているので限られたチャンスをものにして欲しいです。
今後のNBAも要チェックです!
また時間があるときにNBA新人王レースの模様を紹介していきます。

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