八村塁選手　NBA初戦　ダブルダブルの活躍！　新ユニフォーム

八村選手の衝撃のデビュー戦を分析する前に！

待ちに待ったNBA2019−2020年シーズンの開幕戦

　開幕戦大注目の試合はなんといってもロサンゼルス対決でした！

ロサンゼルス・レイカーズとクリッパーズは今年優勝争いに入ってくる２チームとしてシーズン前から多くの議論が飛び交っていました。

　去年トロント・ラプターズでファイナル優勝を果たした、カワイ・レナード選手とオールラウンダーで身体能力の高いポール・ジョージ選手のDUO（デゥオ）を獲得したクリッパーズは名将ドッグ・リバースのシーズン前から優勝を期待されているチームです。

　その方、レイカーズはKing レブロン・ジェームズ選手に加えインサイドにアンソニー・デイビス選手とドワイト・ハワード選手をトレードで獲得したので一気に戦力が整い優勝候補に挙げられます。

こんな２チームの直接対決が開幕戦から見れるなんて豪華すぎます！まずは得点シーンのハイライトをどうぞ！

　１１２ー１０２でクリパーズがレイカーズを下し勝利しました。試合を見た感想ではNBAベストSix manに３度選ばれているルー・ウィリアムズ選手の活躍が目立った様に感じました。

攻撃の軸になりレナード選手がベンチにいる時にチームの攻撃を組み立て、上手に機能させていました。もう一人のPG(ポイントガード）パトリック・ビバリー選手も影のディフェンス面でよくチームに貢献していました。

　エースのカワイ・レナード選手も要所でジャンプシュートを沈めチームに勢いを与えながら自身も３０得点６リバウンドの活躍でした。

ポール・ジョージ選手は怪我の手術のため、開幕より１０試合ほどの欠場が見込まれていますが、ポール・ジョージ選手抜きでも今季のクリッパーズはディフェンスの統制が取れて、かなり強いと感じました。

　一方レイカーズはPGのレイジョン・ロンド選手が怪我のため欠場しているので、レブロン・ジェームズ選手がPGを兼任する形の試合運びになりました。オフェンスではまだチームプレーが機能していない様に感じました。

　１on１を仕掛けている時の周りの合わせの動きが弱くかったです。アイソレーションにしてもクリッパーズにカバーディフェンスで対応されていたので、もっとインサイドアウトからの外のシュートも攻撃の選択に必要だったと感じました。

この次にこの２チームが対決するのはクリスマスの時なるので、楽しみです。

２日目の注目の試合はなんと言っても！

　日本人で初NBAドラフト選出された八村　塁選手が開幕戦ワシントン・ウィザーズのスターターとして出場しました。対戦相手は昨年の新人王ルカ・ドンチッチ選手有するダラス・マーベリックスでした。

　ウィザーズはかなり若いチームでエースPGアイザイア・トーマス選手を怪我で欠く中、パスとランでゲームを組み立てていました。その中でも八村選手は１４得点１０リバウンドとダブルダブル（得点、アシスト、リバウンドのうち２つを２桁記録）を達成！

こちらも日本の記録を塗り替え、これまでの日本人NBAプレーヤーで初のダブルダブル達成になりました。

ディフェンス面でも相手の高身長の注目選手クリスタフス・ポジンスキー選手にインサイドでは仕事をさせず、しっかりと踏ん張れていたと感じました。試合は、108−100で惜しくもマーベリックスに負けてしまいましたが、次の試合に期待できる内容でした。

ルカ・ドンチッチが３４得点９リバウンドと流石の活躍を見せてくれたので、

こちらのハイライトもどうぞ！

　ハイライトを振り返っても、マーベリックスのドンチッチ選手の得点力は圧巻です。クロスオーバーからレイアップに持っていける力もあれば、ディフェンスとの間合いを見て外からの3点シュートも高確率で決めてくるので非常に守りにくい選手だと思います。これが新人王と言わんばかりの実力を見せつけていました。

　八村選手は、リバウンドで存在感を見せてくれていますが３Pが０/３だったので外が入る様になればもっとオフェンスのバリュエーションも増えてくると感じました。

今後の八村選手の試合にも注目していきたいと思います。

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