Maiami Heat 好調を維持できるのか
2019-20シーズン、あまり注目されていなかったマイアミ・ヒートが9節目を終えて好調を維持、6勝3敗と勝ち越して、イーストカンファレンスで上位に位置しています。
好調の理由は、2019年ドラフト13位で獲得したタイラー・ヒーロー選手の安定した活躍とドラフト外から獲得したルーキーケンドリック・ナン 選手の爆発力です。
マイアミ・ヒート 隠れた逸材ケンドリック・ナン 新人王ダークフォース - Why not Ball
(ケンドリック・ナン選手の詳細ページ)
更にベテラン ジミーバトラー選手の加入も大きく、バトラー選手が攻守両面でチームを引っ張っているので、若手が伸び伸びプレーしている印象を受けます。
マイアミ・ヒート ロスター
★◎ジミー・バトラー (F)
★バム・アデバヨ (CーF)
★メイヤーズ・レナード (FーC)
★◎ケンドリック・ナン (G)
★ダンカン・ロビンソン (F)
◎タイラー・ヒーロー (G)
ケージー・オクパラ (FーG)
クリス・シルバ (F)
ジャスティン・ウィンズロウ (FーG)
ディオン・ウェイターズ (G)
ケリー・オリニク (FーC)
ジェームズ・ジョンソン (F)
デリック・ジョーンズJr. (F)
ゴラン・ドラギッチ (G)
ユドニス・ハズレム (F)
ダリル・メイコン (G)
(★スターター、◎注目選手、2019/11月)
第10節 ピストンズ戦
第10節はマイアミ・ヒート ホーム、エアラインズ・アリーナでデトロイト・ピストンズを迎えての試合になりました。
この試合は期待のルーキー タイラー・ヒーロー選手が左足首の違和感を訴え欠場する事になりました。怪我の詳細は後日診断後に公表される予定です。
ピストンズも主力デリック・ローズ選手とブレイク・グリフィン選手が怪我のために欠場、両者得点源を欠く試合になりました。
試合開始後はヒートのペースで前半は終始ヒートがリードする形になります。
ピストンズは、インサイドの要ドラモンド選手がリバウンドで存在感を見せるもオフェンスがなかなか機能せずマイアミの流れを切れませんでした。前半終わってみれば59ー37とマイアミが点差を開けて後半に入ります。
後半では、ピストンズがじりじり追い詰めるも前半戦シュートが入っていなかったケンドリック・ナン選手の3Pが入るようになり、要所でヒートがピストンズを突き放します。
第4Qに入ってもバトラー選手がしっかりとゲームをコントロールして、ピストンズに隙を与えません。
1桁に点差が縮まるとヒートが突き放す展開が続き、結果117−108でマイアミ・ヒートがデトロイト・ピストンズを下しました。
(ハイライトをどうぞ)
Miami Heat vs Detroit Pistons - Full Game Highlights | November 12, 2019-20 NBA Season
[補足]
第10節が終わり、ヒートは10戦7勝3敗とイースト・カンファレンス2位に浮上しました。82試合あるシーズンはまだまだ続きますが、ヒートの好調は続きそうです。
ピストンズ戦でもリードした試合を、相手に点差を縮められず逃げ切れる力があるのはチームが安定している証拠だと感じました。
タイラー選手の怪我の状況も気にかかりますが、早期の復帰ができるよう願っています。
今年のマイアミ・ヒート、ケンドリック・ナン選手、ジミー・バトラー選手はNBAダークフォースとして要チェックです!
リーディング スタッツ
得点
ルーク・ケナード 22
ケンドリック・ナン 20
リバウンド
アンドレ・ドラモンド 9
バム・アデバヨ 14
アシスト
ブルース・ブラウン 11
ジミー・バトラー 13
注目選手
ジミー・バトラー
ジミー・バトラー選手は2011年ドラフト30位でシカゴ・ブルズに入団。同じ年のドラフト1位はカイリー・アービング選手です。他にもクレイ・トンプソン選手やケンバ・ウォーカー選手が指名されています。
バトラー選手はブルズで7年プレー後、ミネソタ・ティンバーウルブズ、フィラデルフィア76ersとチームを転々としました。なかなか定着できず2019年よりマイアミ・ヒートでプレーすることになります。
2015年から4年連続でNBAオールスターに選出され、2016年オリンピックではアメリカ代表キャプテンを務めるなどNBAでもかなり評価されたプレーヤーです。しかし、優勝経験はなくスポットライトがなかなか当てられない選手でもあります。
バトラー選手の特徴は献身的なディフェンス力と高いバスケットIQにあります。
しっかりしたボディバランスを持ち、ミドルシュートやファールをもらってシュートも決めるボーナスプレイ アンドワンが得意です。得点力が注目されがちですが、コートのスペースを把握しゲームを組み立てたり味方を生かすプレーも非常にうまいです。
そのスペーシング感覚から生まれるディフェンス力とオフェンスでのミドルシュートに注目して試合を見てもらえればNBA観戦がより面白くなります。
オフェンスでバトラー選手が仕掛ける時は相手ディフェンスが崩れている時やゴール下に空いたスペースがある時です。彼がダブルチームや敵のヘルプディフェンスに捕まることは滅多にありません。
ディフェンスでも的確なヘルプからのスティールやパスカットが多く、ファーストブレイクにつながる展開が多いです。
8年目を迎えるバトラー選手はベテランでコートでは落ち着いています。2019年シーズンはマイアミ・ヒートを経験とプレーで引っ張っていく存在です。
若手が多いヒートですが2020年プレーオフに進み、周囲を驚かせて欲しいです。
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