NBA 順位表
12月2日時点で多くのチームが20試合を戦い抜き、リーグの中でも各チームの順位が固まってきました。
イースタンカンファレンスでは、ミルウォーキー ・バックスが首位を走っているが2018−2019年優勝チーム トロント・ラプターズが僅差で2位に位置しておりまだ何が起こるかわからない状況で5位の76ersまでは混戦が予想されます。
ウェスタンカンファレンスは、レイカーズが10連勝を達成し2位ナゲッツと勝ち星で差を開けて首位を独走しています。
王者ウォリアーズは怪我人を多数抱え最下位に転落しておりシーズン前の評判が高かったクリッパーズは6敗しているが着実に勝ち星を重ね3位からレイカーズの首位を狙っています。
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— NBA (@NBA) 2019年12月3日
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- 作者:
- 出版社/メーカー: 日本スポーツ企画出版社
- 発売日: 2019/10/10
- メディア: 雑誌
10/11月 月間最優秀選手
2019年10月22日に開幕したNBA2019−2020シーズンは12月に突入しました。
10月と11月の活躍からNBAスポンサーKIAによって月間最優秀選手が12月3日に発表されたので、最優秀選手にノミネートされた選手を紹介します。
今回の最優秀選手を獲得した両選手とも海外選手になります。
The Kia NBA Players of the Month for October/November! #KiaPOTM
— NBA (@NBA) 2019年12月3日
East: @Giannis_An34 (@Bucks)
West: @luka7doncic (@dallasmavs) pic.twitter.com/1KzeAjDIEN
イースタンカンファレンス
ヤニス・アデトクンポ選手
ミルウォーキー ・バックスのフォワードでギリシャ出身のヤニス選手は221cmでサイズを生かしたインサイドのプレーで得点とリバウンドでバックスの勝利に大きく貢献しています。
2013年ドラフト15位でバックスに入団したヤニス選手は、17歳からギリシャのプロリーグでプレーしており19歳の時にNBAスカウトに注目されNBAへの挑戦を決めました。
バックス入団後はNBAのレベルの高さに苦労して活躍する場面が少なかったのですが、2016年シーズンからは試合平均得点も20点を超え安定したプレーでチームにフィットしていくようになります。
2019−2020シーズンでは、12月に突入した現在
試合平均
- 出場時間:31.9分
- 得点:30.9
- リバウンド:13.4
- アシスト:5.9
- スティール:1.5
- ブロック:1.4
- FG%:56%
得点ランキングでは2位、リバウンドランキング4位とチームの中核選手としてリーグトップの活躍を見せてくれています。
11月25日でのユタ ・ジャズ戦では50得点14リバウンド6アシストで強烈な得点能力を見せつけバックスの勝利に貢献しました。
前期とは変わって今季からは、3Pシュートやミドルレンジのジャンプシュートにも磨きがかかっており得点能力がさらに高くなっています。
2019年オールスターではチームリーダーに選ばれ、圧巻のダンクパフォーマンスを見せてくれました。
Giannis Puts On Historic All-Star Performance In Charlotte | 2019 NBA All-Star
今後もバックスとヤニス選手には、注目です!
ウェスタンカンファレンス
ルカ・ドンチッチ選手
ウェスタンカンファレンスからはNBA2シーズン目を向かえる若干20歳スロベニア出身のルカ・ドンチッチ選手が選ばれました。
ダラス・マーベリックスに所属する、ドンチッチ選手は2018−2019シーズンで新人王にもノミネートされ若手の中では突出した活躍を見せていました。
2019−2020シーズンでも11月を経過して
試合平均
- 出場時間:33.8分
- 得点:30.8
- リバウンド:9.9
- アシスト:9.6
- スティール:1.4
- ブロック:0.2
- FG%:48.4
得点ランキング3位、アシストランキング2位とポイントガードとして得点だけでなくアシストでもチームに貢献しています。
ドンチッチ選手はトリプルダブル(得点、リバウンド、アシスト、ブロックのいずれか3項目が2桁)の多さでも評価されています。
11月20日に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ戦ではわずか25分30秒で35得点10リバウンド11アシストを記録し、最短時間で30点超えトリプルダブルのNBA記録を更新しました。
ドンチッチ選手は2018−2019年シーズンの最優秀ルーキーにも選ばれており、2年目のシーズンに入りさらなる飛躍を見せています。マーベリックスは現在ウェスタンカンファレンスで4位に位置していますが、ドンチッチ選手を軸に今後の巻き返しに期待です。
[NBA]最高のルーキー ルカ・ドンチッチ オフェンスハイライト
月間最優秀ルーキー
八村選手もNBAワシントン・ウィザーズに入団し新人王への期待もかかる中、月間最優秀ルーキーに選出された選手も紹介したいと思います。
The Kia NBA Rookies of the Month for October/November! #KiaROTM
— NBA (@NBA) 2019年12月3日
East: @nunnbetter_ (@MiamiHEAT)
West: @JaMorant (@memgrizz) pic.twitter.com/KniLzVtRJT
ケンドリック・ナン選手
イースタンカンファレンスからは、ドラフト外からNBAに入団したマイアミ・ヒートのケンドリック・ナン選手がノミネートされました。
試合平均16.4得点、フィールドゴール47.2%、3P成功率39.8%とアウトサイドからのシューターとしての頭角を見せています。
マイアミ・ヒートは若手中心のチームですがカンファレンス3位と好位置に位置しており今後も勝ち星を重ねていくと期待できるので、ドラフト外からNBAデビューしたナン選手が新人王に輝く可能性も高いです。
(シーズン開幕後に40得点の活躍を見せたケンドリック・ナン選手の記事です)
ジャ・モラント選手
2019年シーズンドラフト2位でNBAに入団したジャ・モラント選手はルーキーとは思えないプレーでメンフィス・グリズリーズの中心としてチームで活躍しています。
試合平均18.6得点、6.4アシストを記録しておりポイントガードとして高いポテンシャルを見せつけています。
しかしモラント選手は11月26日に行われたインディアナ・ペイサーズとの試合でレイアップ後に、コートサイドにいるカメラマンとの衝突で腰を負傷しました。
12月に入ってもモラント選手の怪我の回復がまだ見込めず、チームからは1週間1週間様子を見ていくとのレポートが出ていて復帰の目処が立っていません。
モラント選手が離脱している間、他の選手にも新人王へのアピールチャンスが巡ってきます。12月中旬にはドラフト1位指名のザイオン・選手も復帰予定なので新人王レースはさらに加熱していくと予想されます。
(ジャ・モラント選手の詳細記事)
八村選手 スタッツ
今回の月間ルーキーには選ばれませんでしたが、八村選手も着実とNBAで経験を積み自身のスタッツを伸ばしています。
試合平均
- 出場時間:28分
- 得点:13.4
- リバウンド:5.6
- アシスト:1.7
- スティール:0.7
- ブロック:0.2
- FG%:48.7%
得点とフィールドゴール成功率が高くルーキーの中でも上位に入る活躍をしています。12月2日のクリパーズ戦ではディフェンスで定評のある相手に自身最多の30得点を記録し、周りにもしっかりアピールできた試合になりました。
インサイドプレーヤーとして今後はリバウンドとブロック数が伸びてこれば新人王にさらに近づくと予想されます。
NBAにスターターとして出場しているだけですごい事ですが、その中でも自分の役割を果たしている八村選手の新人王ノミネートにも期待がかかります。
怪我なく与えられた時間で結果を残していけるように頑張ってもらいたいですね。
日本からもしっかり応援したいと思います!