ワシントン・ウィザーズ 2019シーズン開幕〜10節までの道のり
2019-2020NBAシーズンが開幕してもうすぐ1ヶ月経とうとしている中、八村選手のNBAでの活躍が更に脚光を浴びています。日本人がNBAでプレーする事がすら信じられなかったのに、今では八村選手の活躍に期待ばかり高まります。ワシントン・ウィザーズに入団しスタメンを獲得するだけでも期待以上の八村選手は、開幕戦でダブルダブル(得点、アシスト、リバウンドのいずれか2つが二桁)を記録し20点以上得点する試合もある予想以上の働きをNBAで見せているのは間違いありません。
しかし、八村選手の活躍とは裏腹にワシントン・ウィザーズは開幕以来2勝7敗と負け越していてネットやSNS上では、八村選手頑張っているのにチームが弱いなど不満が漏れる声が多くあります。これも八村選手への期待の表れだと思われ、やっぱり活躍するだけではなくチームにも勝利して欲しいと感じるファンの方が多いのだとと思います。
結論から言うとワシントン・ウィザーズは決して弱いチームではないと言う事を理解して欲しいと言う事です。この後紹介するシーズン第10節を終えて試合平均得点はリーグ3位、アシストはリーグ2位とNBA全30チーム内でかなり上位に位置しています。
しかしリバウンドが25位と失点が26位とディフェンス面に修正が必要になっています。NBAシーズンは82試合を戦う長いロードになるので、ウィザーズもまだまだこれから巻き返していける位置にいます。
リバウンドとディフェンス面に関しては、ウィザーズのインサイドを務めるトーマス・ブライアント選手(2年目)と八村選手はまだ若手で経験やはりNBAの猛者達と戦ってきたビックマン達とは差を少し感じます。
加えて、今季のNBAはオフシーズンに多くのトレードがあり各チームメンバーが新しくオフェンス戦術も変わっているのでディフェンスで対応策を立てるのにまだ数試合掛かると思われます。今後ウィザースもゾーンを試したりダブルチームを使ったトラップディフェンスで修正を試みチームにあったものが見つかれば失点も減らしていけると思います。
ウィザーズ第10節 vsミネソタ・ティンバー ウルブズ
チーム ロスター
ワシントン・ウィザーズ スターター
ブラッドリー・ビール (G)
アイザイア・トーマス(G)
トロイ・ブラウンJr. (F)
八村 塁 (F)
トーマス・ブライアント (C)
フルロスターはこちら↓
ワシントン・ウィザーズ 2019ロスター - Why not Ball
ミネソタ・ティンバーウルブズ スターター
ジェフ・ティーグ (G)
ジャレット・クーバー (G)
ロバート・コビントン (F)
トレイピオン・グラハム (F)
カール・アンソニー・タウンズ (C)
試合内容
ウイザーズは第10節をアウェーのウルブズ本拠地ターゲットセンターで迎える事になりました。ウルブズはエース ウィギンズ選手が欠場する中インサイドの要であるカール・アンソニー・タウンズ選手中心で試合を組み立ててくると予想される中でウィザーズの戦い方が注目されました。
前半はウィザーズ優勢で試合が進み、得意の攻撃力でファーストブレイクとブラッドリー・ビール選手のゲームメイクでどんどん得点していきます。ウルブズのターンオーバーやミスも目立ちましたが、前半終わって見れば思った以上に得点差は離れておらず76−73ウィザーズリードで折り返します。
後半は好調にも関わらずウルブズを引き離せなかったウィザーズの攻撃が止まり一時ウルブズに流れをもっていかれます。タウンズ選手のブロックやティーグ選手のペネトレイトを許し、試合をひっくり返されウィザーズが3点ビハインドを背負います。しかし、今回のウィザーズは一味違いました。逆転されてからの切り替えが早く、交代で出場したワグナー選手の得点やビール選手がファールをもらってフリースローを沈めすぐに再度逆転し得点差を10点リードまで広げます。
第4Qに入ってからもウィザーズの勢いは止まらず、終始攻撃的なバスケットでどんどん得点を離し137−116の大量得点でウルブズを下しました。試合終盤ではビール選手の笑顔が見れたりとチームの調子が上向きになっていると感じさせてくれる場面もありました。
八村選手は8得点4リバウンドと数字的には、あまり突出していませんでしたがダンクを2本決めるなど見せ場も見せていました。NBA屈指のセンター タウンズ選手にブロックされたり、リーグでずっと戦ってきたインサイドの選手と対戦できた事でかなり良い経験になったのではないでしょうか
ハイライト
Washington Wizards vs Minnesota Timberwolves | Full Game Highlights | Nov 15, 2019 | NBA
ディフェンス面での課題は払拭できていないように感じるウィザーズはやはりもっとインサイドのディフェンスを強化する必要があると感じました。
第10節を終えて3勝7敗とまだ負けとしていますが、これから連勝で勝率を伸ばしていってもらいたいです。
八村選手も相手にボックスアウトをかわされてオフェンスリバウンドを取られるシーンもあったので、しっかりディフェンスからリズムを作ってからオフェンスに参加して欲しいと思います。
ブライアント選手と八村選手の連携とアウトサイドの選手とのスイッチのタイミングなどシーズンを進む中で改善されていく事が必要です。
今後ウィザーズの試合を見る中ではディフェンスでの八村選手の動きにも注意して欲しいです。チームディフェンスがうまく機能するようになれば八村選手のブロックがもっと見れるようになるでしょう
リーディング スタッツ
得点
- ブラッドリー・ビール 44
- カール・アンソニー・タウンズ 36
リバウンド
- モリッツ・ワグナー 15
- カール・アンソニー・タウンズ 10
アシスト
- ブラッドリー・ビール 11
- ジェフ・ティーグ 10
モリッツ・ワグナー選手はこの試合で大活躍の30得点15リバウンド2アシストを記録。八村選手同様今年からウィザーズに入団した2年目のワグナー選手は八村選手と交代で出場してくることも多いので同じポジションでスターターを争うライバルと言ってよいでしょう。ワグナー選手の活躍が刺激となり次節は八村選手も爆発してくれる事を願っています。
八村選手 通算成績
第10節まで終わった所で八村選手のスタッツを見ておきましょう。
出場時間 : 27.7分
得点 : 13.8得点
リバウンド: 5.7リバウンド
アシスト : 1.7アシスト
ブロック : 0.1ブロック
FG% : 50.8% (シュート確率)
3P% : 21.1%
FT% : 83.3% (フリースロー確率)
得点はリーグ平均10.4得点を上回り、リバウンドでもリーグ平均4.3リバウンドを上回っているのでNBAデビュー早々としてはいい出だしだとは思います。
インサイドでも競り合っていける選手だと思うのでリバウンドを試合平均10まで伸ばすことができれば毎試合ダブルダブルを記録できるかなり強力な選手になり新人王も目指せるのではないでしょうか
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エース ブラッドリー・ビール選手
リーグ第10節を終えて試合平均29.7得点とNBAで4位にランクインしたウィザーズのエース ブラッドリー・ビール選手を解説していきます。
バックグラウンド
1993年生まれミズーリ州セントルイス出身のブラッドリー・ビール選手は名門フロリダ大学で1年間だけプレーし、2012年NBAドラフト3位の上位指名でワシントン・ウィザーズに入団しました。
2012年のNBAドラフトはかなり激戦で1位指名アンソニー・デイビス選手、5位にはデイミアン・リラード選手、9位にアンドレ・ドラモンド選手とNBAでその後活躍している選手が多い中で3位指名を受けているビール選手の評価の高さがわかります。
身長191cmとNBAでは小さい方に入るビール選手ですが得点力が高くウィザーズ入団後よりジョン・ウォール選手との2枚看板でチームを牽引してきました。
ビール選手 プレースタイル
まずは、2018年と2019年にはNBAオールスターチームにも選ばれているビール選手のプレー集をどうぞ!
小柄なビール選手ですが、フィニッシュのうまさと1on1の強さが非常に優れていると感じました。相手のディフェンスを交わしうまくノーマークでシュートに持っていくシーンが多く、ボディバランスもいいので強くリングにアタックするシーンも観客の目を惹きます。
八村選手とは、ポジションやタイプも違いますがNBAの先輩として一緒に練習したり試合を経験する事で学べる事も多いと思います。今後の試合でもビール選手と八村選手の連携にも目を向けていきましょう👀
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